5月15日は、京都三大祭のひとつ、「葵祭」の日です。毎年雨になることの多い日らしいのですが、今年は気持ちのいい五月晴れのもと、お祭が行われました。
歴史は古く、平安京ができる100年も昔からあるお祭で、下鴨神社、上賀茂神社の祭事でした。昔は「賀茂祭」と呼ばれていたそうです。それが平安のころになると、だんだん華美になり、美しい装束を着た勅使たちが街を練り歩くようになりました。応仁の乱以後、途絶えたこともありましたが、江戸時代に復活し、現代に至っています。「葵祭」と呼ばれるようになったのは、フタバアオイを髪に飾ったからともいわれています。
葵祭は、平安時代の装束がいろいろと見られるのが楽しみのひとつです。
そんな視点で、ぜひご覧下さいね。
行列は京都御所から出発し、下鴨神社を経由し、上賀茂神社へと向かいます。
花舞妓は下鴨神社から上賀茂神社へ行く途中の、賀茂街道で写真を撮りました。
藤の花で飾った、牛車がやってきました!葵祭といえば、これが見ものです。
綱を持つ稚児さんがかわいらしいです。
花笠、とてもきれいでした。でもとても重そうで、男の人が交代で持ってはりました。
女人列がやってきました。やっぱりきれいですよね~♪ほれぼれしてしまいます。
蓮台の上に座っているのは斎王代です。下鴨神社で身を清める儀式をしはります。
緑につつまれた賀茂街道を行く行列は、それはそれはきれいでした。
とても笑顔でこちらを向いてくれはりました。ありがとう♪
最後にもう一台、牛車がきました。馬は見る機会はあっても、牛はめったにないですものね。
車も豪華で、平安絵巻を見るような思いでした。
京都新聞によると、観光客は2万5千人ほどだったそうです。
花舞妓は15年ぶりに葵祭を見ました。ほんとうにきれいで、感動でした。
体調がよくなかったのですが、頑張って行って、よかったです。